2013.04.25
カテゴリ:料理・調理
まいたけの効果的な調理法
多糖類のグルカンをはじめ、豊富なビタミンB群など、マイタケの有効成分は水に流れ出しやすいものばかりです。
まずは、水で洗い過ぎないようにし、煮物や鍋物、汁物にして成分の溶け出た汁ごといただけるような調理を心がけると良いでしょう。
成分を封じ込めるという点で、軽く炒めたり、天ぷらにするのも良いのですが、あくまで加熱しすぎず、サッと火が通る程度にしましょう。
例えば、衣を付けず、低温の油でさっと揚げる「まいたけの素揚げ」です。
マイタケは、うま味が多い素材ですので、醤油や天つゆなどは使わず、レモンやスダチをひとしぼりしていただきましょう。
油分を吸ってカロリーが高くなりがちな衣を付けないことで、ダイエット食のマイタケの良さを十分に活かすことができます。
かつては幻のキノコといわれたマイタケも、今では人工栽培のおかげでグンと身近な食材になりました。
店頭では肉厚で、ベトベトしていないものを選びましょう。
さわるとぱりっと折れるぐらいものが新鮮です。
マイタケの弱点といえば、ビタミンCが不足しているところです。
調理の際は、ビタミンCの豊富な緑黄色野菜と一緒に取り合わせると良いでしょう。
うま味の豊富なマイタケを用いれば、煮物や炒め物も薄い味つけで大丈夫です。
マイタケは抗ガン成分に富み、骨粗鬆症にも有効な女性に味方の食材です。