しいたけの効果的な調理法

干しシイタケには、うま味と健康に良い成分が、たっぷりと含まれています。

干ししいたけ

上手な干しシイタケのもどし方は、水につけて5~6時間が目安で、もどしが足りないと、うま味も健康効果も十分に発揮されません。

また、このもどし汁にはアミノ酸などが豊富に溶け出ているので捨てずに料理に活用しましょう。
ぬるま湯に砂糖をひとつまみ入れたものでもどせば、浸透圧の関係で成分の流出は多少抑えることができます。

干ししいたけがもつコクのあるうま味は、料理をヘルシーな薄味に仕上げる効果的な調味料にもなってくれます。

シイタケのメニューとしては、脂質の多い肉類と組み合わせたり、カルシウム豊富な小松菜などと料理するのも良いですが、ここでは最もシンプルでうま味と有効成分が味わえる「生シイタケの網焼き」をお勧めします。

網焼き椎茸

焼く際にカサの内側から、レモン汁やユズをしぼって、あっさりといただくと良いでしょう。

シイタケは春から夏、秋から冬が旬といわれます。
肉厚でカサの裏が白いものを選ぶと新鮮です。

シイタケに含まれるエルゴステリンをビタミンDに変える目的で日光に当てる場合は、裏返して天日干しにすると良いでしょう。
これは、成分がカサの裏側に集中しているからです。

生活習慣病予防に、申し分ないように思えるシイタケですが、一つだけ注意点があります。

それは食べ過ぎると、尿酸値を上げてしまう恐れがあることで、痛風の心配がある方は注意する必要があります。


 

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