食材食品ネット
蜂蜜
スポンサーリンク
スポンサーリンク
蜂蜜は蜂が集めた花の蜜です。
花の蜜そのものは主成分がショ糖で糖度は低いが、蜂蜜は主成分がブドウ糖と果糖で糖度も高い。
原料植物によって風味や風味や色だけでなく成分も異なります。
蜂蜜は、ほとんどが糖分であるためエネルギー源と言っても過言ではありません。
その糖分も果糖とブドウ糖という身体に吸収されやすい形になっています。
砂糖に比べてややくどい甘みですが、ミネラルやビタミン、タンパク質も含んでいます。
色の濃い蜂蜜は、カリウムや鉄分などのミネラルが富んでいます。
蜂蜜は、ミツバチが集めてくる花の種類によって色、味、香りが違います。
日本人には色が薄く、味にクセのないクローバー蜜やレンゲ蜜に人気がありますが、欧米では逆に色の濃いクセのあるソバ蜜などが好まれています。
アカシア蜜と呼ばれるものです。
ほんのりした香りと上品な甘さがあり、結晶しにくいのが特徴です。
色は淡く、味にクセがなく、甘みはやや強い。
日本の代表的な蜂蜜で、色も薄く、味にもクセがありません。
みかん特有の強い柑橘系の香りと酸味があり、色は淡黄色です。
りんごの上品な香りと甘さを持ち、色は少し濃い。
香りは優しく風味も良い。
甘さは控えめで、色は少し濃い。
色が黒っぽく、独特の香りと苦みがあります。
煮物に蜂蜜を使うと、まろやかでスッキリした甘みが出て、具に汁がしみ込みやすくなります。
酢の物に使うと酸味を和らげる効果があります。
煮物、煮魚、酢の物、果実、お弁当のおかずなどに、砂糖の代わりとしてクセのない蜂蜜(アカシア、クローバー、レンゲ)を使うと良いでしょう。
クセの強いハチミツは、トーストなどに塗ると良いでしょう。
ちなみに、100gの蜂蜜に含まれるエネルギーは294㎉(上白糖:384㎉ グラニュー糖:387㎉)です。
蜂蜜を長く放置したり、低温下に置くと白濁から結晶になります。
これは、蜂蜜の中の結晶しやすいブドウ糖が結晶するためです。
これを戻すには、ビンごとお湯の中につける湯煎をすれば良いでしょう。
栄養もあり殺菌力も強い蜂蜜ですが、まだ腸内の細菌バランスが安定していない乳児の場合、普通なら体内を通過、排泄されるボツリヌス菌の芽胞が発芽、中毒を起こすことがごく稀にあるため、厚生労働省でも1歳未満の乳児には蜂蜜を与えないように指導しています。
ただし、蜂蜜にボツリヌス菌の芽胞が含まれることもごく稀なことであり、1歳以上の幼児が摂取しても影響はありません。