ビタミン
3大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)のエネルギー代謝を円滑に行うのに欠かせないのが、ビタミンとミネラルです。
3大栄養素と比較して、必要量はごくわずかなもので、微量栄養素と呼ばれています。
ビタミンは栄養素の吸収を助けたり、体の色々な器官が働くための潤滑油のような働きをするもので、その多くは体内で作られず、食べ物から取らなければなりません。
ビタミンは13種類あり、ほかの栄養素吸収や代謝を助けたり、血管や皮膚などの健康を保つといった役割を担っています。
これまでに、ビタミンが果たす役割がいかに重要であるか、人体を大きく左右する大切な栄養素あるかが、幾多の研究によって少しずつ明確にされてきました。そして、その解明が進むに従って、生体にとっての必要度が増してきました。
ビタミンは、糖質や脂質、タンパク質のように、血や肉になったり、エネルギーになる栄養素ではありませんが、ごく微量で、ほかの栄養素のはたらきをスムーズにする潤滑油のような働きを担っています。
ビタミンは、ほかの栄養素の働きをサポートする
ビタミンは、合わせてとった栄養素の吸収代謝を促進するなど、補助的な役割を果たします。
また、ビタミンCやビタミンEなど、多めにとることで、がんや心疾患といった生活習慣病を予防する効果が期待できるものもあります。