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ハトムギ
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英名 | Coix Seed、Job's tears |
科名 | イネ科 |
別名 | ヨクイニン(種皮を除いた種子、生薬名) |
原産地 | アジア熱帯地帯 |
使用部 | 種子 |
ハトムギの名は、鳩が好んでその実を食べることに由来しています。
漢方薬に用いられるヨクイニンは、ハトムギの種皮を除いて乾燥したもので、消炎、排膿などの効果が知られています。
また、栄養価も高く、健康茶、水飴、濃縮エキスなどとして用いられています。
特定はされていませんが、薬理作用として免疫賦活作用、抗腫瘍作用、抗炎症作用などが報告され、これらの作用によりいぼに対し有効と考えられています。
別名はヨクイニンと呼ばれ、ヨクイニンは古くから皮膚治療に用いられてきた民間薬であり、「ヨクイニン錠」がいぼ、皮膚の荒れの効能で発売されています。
有効成分は特定されていませんが、デンプン質を多く含み(50~79%)、タンパク質(16~19%)、油脂類(7%)、多糖類、ビタミンB1などを含有しています。
・試験デザイン:オープンラベル試験
・試験デザイン:オープンラベル試験
・試験デザイン:無処置群をおいた比較対照試験
いぼ、皮膚の荒れに対しては1日あたり30gを煎じて飲むか、粉末を1日当たり6gの服用します。
日本薬局方には、特に禁忌などの記載はありませんが、中医学大辞典には便秘、下痢の者、妊婦は服用に注意と記載があります。
薬との相互作用の報告は特にありません。
ヨクイニンは古くから皮膚治療に使用されてきた民間薬であり、「ヨクイニン錠」がいぼ、皮膚の荒れの効能で発売されています。
また元来、排膿作用、駆瘀血作用が薬効としていわれており、ニキビの治療報告もあります。