栗(クリ)

  • 薬効:便秘 鎮痛作用  

山野に自生または栽培されるブナ科の落葉樹で、シナグリまたはクリの果実です。

栗は縄文時代から栽培され,食用とされてきました。
栄養価が高く又腐りにくく、貯蔵しやすいので利用され、食生活上重要な役割を果していたことが想像できます。

糖分を豊富に含みますので、砂糖が普及するまでは、天然の貴重な甘味資源として珍重されてきました。

脂肪0.3%,炭水化物25%と木の実にしては多く含んでいます。

また、ミネラルやビタミン類を豊富に含み、特にビタミンCの含有量は22%と木の実のなかではトップクラスです。

果物のブドウやリンゴが3~4%ですから注目すべき量でしょう。
筋骨の傷(いた)み、腰脚の不随に効き、精力をつけるといわれています。

栗の渋皮にはタンニンを含み、便通に効果があります。
民間療法として栗の生葉を煎じ、漆のかぶれを煎じ液で洗うと効果があるといわれています。



栗の効果効能

  1. 筋骨の傷(いた)みに効きます。
  2. 腰脚の不随に効きます。
  3. 精力をつけます。
  4. 便通をよくします。
  5. 生葉の煎汁は、漆のカブレに洗浄液として利用できます。

栗の用い方

栗はつやがあり、重く丸みを帯びている物が良品です。
生のまま保存するには、水分を含ませたオガクズにうめこむ、又は湿らせた新聞紙で包み、冷蔵庫などの涼しい場所に置くと、翌年の1月位まで貯蔵できます。

皮をむいて,ゆでて冷凍保存する方法もあり、長期に保存できます。
栗の皮は半日位、水につけておくとむきやすくなります。



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