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セイヨウシロヤナギ
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英名 | white willow |
科名 | ヤナギ科 |
別名 | - |
原産地 | ヨーロッパ、アジア、北アフリカ |
使用部 | 樹皮 |
セイヨウシロヤナギは、欧州科学植物療法協会に記載されている植物で、100年以上も前から鎮痛薬として処方されていた歴史があり、アスピリンのリード化合物がこの植物から見いだされています。
サリシンは腸管よりグルコースが切断され、サリゲニンとして吸収されます。
サリゲニンは血中や肝臓でサリチル酸に酸化され、作用物質になります。
ただし、そのサリチル酸の作用についてはサリチル酸様の副作用が見られないなどの理由から明確な結論は出されていません。
1.試験デザイン:プラセボを対照とした無作為化二重盲検試験
1.試験デザイン:プラセボを対照とした無作為化二重盲検試験
成人の最大投与量は、サリシン含量として1日120~240mgが推奨されています。
子供(10~16歳)場合は60~120mgです。
サリチル酸に対して、感受性のある場合やアレルギー体質の場合は、摂取を控えるようにしてください。
また、妊娠中に対してもサリチル酸ナトリウムを用いた動物実験で奇形を起こすことが報告されていますので、使用は避けたほうが良いでしょう。
薬との相互作用の可能性が示唆されていますが、一般的な使用の範囲内であれば特に問題はないと考えられます。。