銀杏(ぎんなん)

  • 別名:ぎんきょう、白果
  • 薬効:膀胱炎 尿道炎 強壮 せき 喘息  

銀杏(ぎんなん)の栄養素と効能効果

イチョウの実で、茶碗蒸しや鍋料理に使われます。

ギンナン

主成分は、デンプン、糖質、脂質、タンパク質などで、ビタミンはA(カロチン)とCを多く含んでいます。

有効成分には、レシチンアスパラギン酸ギンコライドなどがあり、カルシウム、リン、鉄、カリウムなどを含有します。

銀杏には、アルカロイドがあるため、一度にたくさん食べると、嘔吐、消化不良、呼吸困難などの中毒症状をおこす可能性があるので注意しましょう。
一度に150個以上食べると危険な状態になるといわれています。



銀杏の咳止め効果

昔から肺や気管支の疾患によく効くといわれていました。
これは銀杏に含まれている微量の青酸配糖体が咳を沈め、肺を潤すからです。

銀杏5~6粒を水で煮たものに、砂糖を加えて毎日食べると、咳が止まります。

銀杏の強精効果

銀杏をサラダオイルに半年漬けておき、1日に1~5個食べると、強精剤として卓効があります。

銀杏の利尿作用

生の銀杏には、著しい利尿作用があります。
泌尿器の感染には、銀杏15粒をよくすりつぶし、水とハチミツを加えて飲みます。

尿をたくさん出すことで、膀胱や尿道を洗浄し、細菌感染を自然に直してくれます。



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