アガリクス

科名ハラタケ科
別名ヒメマツタケ、カワリハラタケ
原産地ブラジルと北米の草原地帯
使用部子実体

アガリクスの原産地であるブラジルのピエダーテ山脈地方は、世界有数の長寿地帯で生活習慣病の発生率が低いので有名です。
この地域では、昔から草原に自生するアガリクスを食用としていました。

1965年、日本に持ち込まれ、それから約10年後に人工栽培に成功しました。

期待されるアガリクスの効果効能

  • 免疫賦活作用

アガリクスの作用、効果効能

  • 今までに、T細胞、NK細胞など免疫細胞の活性化、担がんマウスの抗腫瘍作用などが報告されています。
    その他腫瘍細胞に抑制作用を示す成分も報告されています。

アガリクスの有効成分・栄養素

  • キノコ多糖類は、主に抗腫瘍成分とされています。
    種類としてはβ-グルカン、α-グルカン、ペプチドグルカンなどがあります。
    また、腫瘍抑制効果を示す脂溶性成分もあります。

アガリクスの摂取量

  • 乾燥きのこ換算で1日5g/日前後が一般的です。

アガリクスに関する注意点・安全性

  • 食用キノコであり、安全性については特に問題はありません。
    ただし、ごくまれに下痢、胃部不快感、発疹などの症状が表れることがあります。

アガリクスと薬との相互作用

  • 相互作用の報告はありません。

その他アガリクスの特記事項

  • もともとブラジルから輸入して利用されていたが、その後日本、台湾、韓国、中国でも人工培養により製造されるようになりました。
    子実体の他、菌糸体として製造されることもあります。
    品質に関しては、β-グルカンの含有量で評価する場合もありますが、現在では有効なβ-グルカンと無効な食物繊維との差別化ができていないため、評価方法が定まっていません。

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