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オレンジ
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ネーブルオレンジもバレンシアオレンジも、19世紀になって大量につくられるようになりました。
ネーブルもバレンシアも、スイートオレンジで、よく似ています。
いちばんの相違点といえば、ネーブルオレンジは皮をむいてそのまま食べますが
バレンシアオレンジのほうは、ジュースに加工することが多いという点でしょう。
とくにアメリカではバレンシアオレンジはほとんどがジュース用になっています。
出回る時期も、ネーブルオレンジが秋から春にかけて、バレンシアオレンジが春から秋にかけてと、ちょうど正反対になっていますので、年間を通して、新鮮なオレンジを味わうことができるのです。
ネーブルオレンジもバレンシアオレンジも、栄養的に見ると、どちらもほとんど違いはありません。
いちばん豊富に含まれているのは、やはりビタミンCで、レモンに近い量が含有されています。
ネーブルもバレンシアも半個食べれば、ほぼ1日のビタミンCの最低必要量を摂取することができます。
また、レモンには含まれていないカロチン(ビタミンA)があり、
ビタミンB1、B2、ニコチン酸などいずれもレモンより豊富に含まれています。
リン、鉄、ナトリウム、カルシウムなどミネラル成分も適度に含まれて、バランスの良い栄養素を持つ果物といえるでしょう。
オレンジの上手な選び方は、持ってみて重量感があり、皮に光沢があり、ネーブルはへその部分があまり大きくないものが良いでしょう。
バレンシアは、香りが強く、皮が薄いものを選ぶと良いでしょう。
毎朝絞りたてのオレンジジュースを飲めば、活力がわき、風邪などの感染予防に役立ちます。
お酒を飲みすぎたとき、二日酔いで食欲がないときのオレンジジュースも効果的です。
慢性的な便秘で悩んでいる人も、朝、起きぬけにオレンジジュースを一杯飲むと、便意をもよおしやすくなります。
プレーンヨーグルトとオレンジをミキサーでミックスすれば、さらに効果的です。
風邪をひいて熱があるときは、オレンジ酒を飲むと良いでしょう。
女性は就寝前に、オレンジ湯で洗顔すれば、肌がすべすべになり、美容効果期待できます。
オレンジ湯といっても、ぬるま湯にオレンジの輪切りを浮かべただけなので、手軽にできます。
皮は捨てずに、ひじやかかとをマッサージすれば、カサカサがとれてなめらかにしてます。
また、絞った後のカスを布袋に入れて、お風呂に浮かべるオレンジ風呂は、血行を良くし、全身の肌を美しくする効果もあります。