アーティチョーク

  1. 胆汁分泌を促進する催胆作用と利尿作用があると報告されています。
  2. コレステロール低下作用が観察されています。

別名チョウセンアザミ・グローブアーティチョークとも呼ばれ、アザミに似たキク科の多年生草木で約1mの高さになります。

アーティチョーク

ヨーロッパ南部・北アメリカで広く栽培されていて、利用部位は多肉質の包葉がついた未熟の頭状花は野菜として食用されます。
エルサレムアーティチョーク(キクイモ)とは別ものです。

葉の抽出物はアルコール飲料のフレーバー原料(リキュールの苦味)として使用されています。

主成分はシナリンとスコリモシドで催胆作用を示します。
シナリンは人に対し脂肪低下作用があり血中コレステロールとトリグリセリド濃度を減少させるといわれています。

アーティチョークの含水アルコールでの抽出物をラットに与えると、催胆作用とコレステロール低下作用があったと報告されています。

アーティチョークはアレルギー性の接触皮膚炎を引き起こすことがあるので注意する必要があります。

活性物質のシナリンはヨーロッパで高脂血症や催胆効果による消化不良の症状の治療に用いられるが、キク科植物にアレルギーを持つ人や胆汁管閉塞や胆石のある人は禁忌です。


 

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