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ヤーコン
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ヤーコンとは、キク科スマランサス属の多年草です。
根茎を食用にしています。
日本へは種苗会社が挿し木苗をニュージーランドから1985年に導入し、低カロリーダイエット作物として全国で栽培が始まりました。
その後、フラクトオリゴ糖が多く含まれている事が知られ、健康食品としても注目され、家庭菜園でも栽培されるようになりました。
水分が多く、イモでありながら、タンパク質や脂質はほとんどありません。
糖質は、多糖類のフラクトオリゴ糖を多く含んでいます。
品種は、最初に導入されたペルーA群系から、寒地で収量のが多く裂根の少ないサラダオトメが育成されました。
その後、食味、貯蔵性などを改善したサラダオカメ、アンデスの雪などが育成されています。
ヤーコンは、生で食べるとシャキシャキとした歯ごたえが果物の梨に似ています。
甘味を生かして、ジャムやジュース、細かく切ってヨーグルトに混ぜても良いでしょう。
加熱すると甘みが増します。
ヤーコンの葉、茎は乾燥させてヤーコン茶として利用できます。
乾かないようにポリ袋に入れ、5~10℃の冷蔵庫や涼しい場所で保管します。
日光が当たると、皮が赤褐色に変色するので注意しましょう。
北海道・東北では10~12月
西日本などの温暖地域では12月~3月