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フランス海岸松樹皮エキス
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英名 | French maritime pine bark |
科名 | マツ科 |
別名 | ピクノジェノール、フラバンジェノール |
原産地 | フランス |
使用部 | 樹皮 |
カナダの原住民が、松の樹皮と針葉を煎じたお茶を飲んでいたことから、ジャック・マスケリエ博士は南フランスに植林されている松の一種の樹皮にフラボノイドが多いことを発見し、抽出物はプロアントシアニジンの混合物であることを明らかにしました。
近年、国際的に研究・開発が進んでいます。
主成分のプロアントシアニジンとその他数十種類の有機酸の相互作用により、強力な抗酸化作用、抗炎症作用、血管内皮一酸化窒素生成促進作用、コラーゲン、エラスチンとの結合作用などを有しています。
これらの働きより、様々な疾患(高血圧、血栓症、糖尿病、月経困難症、子宮内膜症、皮膚病、慢性静脈瘤など)の改善作用を有していると考えられています。
・試験デザイン:オープン・ラベル試験
・試験デザイン:オープン・ラベル試験
・試験デザイン:プラセボを対照とした二重盲検クロスオーバー試験
サプリメントでは一般的にピクノジェノールとして体重1kg当たり1mgを摂取することが推奨されています。
急性毒性、慢性毒性、変異原性、生殖毒性、皮膚刺激性、眼粘膜刺激性に関して、毒性試験が行われています。
一般に寛容性があるとされます。
まれに胃腸の不快感をもつ場合があるため、食後に摂取することがすすめられています。
推奨量以上の摂取あるいは糖尿病、低血糖症、出血性疾患には注意して使用する必要があるでしょう。
また、妊婦・授乳中、子供についてはまだ十分といえるデータはありません。
相互作用の報告はありません。
現在までに、フランス海岸松樹皮エキスの有効性に関する研究報告は120件以上されていて、世界40カ国以上でサプリメントなどに使われています。