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フランスパン
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私たち日本人が使う「パン」という言葉はもともとラテン語からきたものです。
フランスパンという名称は日本独自の呼び方で、本国のフランスではもちろん使われていません。
このフランスパンは明治の初め、海外との交流を始めた新政府が正式な晩餐会をフランス料理としたことから日本人も食べるようになりました。
ですが、当時はあくまでも上流階級のものでした。
その後庶民の間にはアンパンやジャムパンが浸透し、フランスパンは長く日の目を見ませんでした。
それが大ブームとなったのは1966年です。
細長いバケット抱えて街を歩くというのが若者のファッションとして流行りました。
その火付け役は東京・青山の「ドンク」でした。
一直線に切る意味。
ラグビーボールのような形をした、ちょうど1人分の食事位の大きさ。
西洋きのこの意味。
きのこの形をしている。
ボールの意味。
最も一般的な丸型。
このブールからパン焼き人「ブーランジュ」の言葉が生まれた。
割れ目の意味。
丸いパンが二つくっついた形。
たばこ入れの意味。
嗅ぎタバコケースの形をしていることから。
麦の穂の意味。
焼く直前に生地をハサミで切って形を作る。
自然解凍して焼く。
霧吹きでパンにまんべんなく水分を与え、オーブントースターで焼く(1~1分半)。
冷凍したものを必ず焼くのは、パンを温かく食べるためでなく、老化したデンプンを元に戻すためです。
ただし、焼き直しなので10分以内に食べるようにしましょう。
フランス料理を食べた後お皿に残ったソースを、一口大に千切ったフランスパンですくって食べますが、これは自宅や仲の良い友人の家に食事に招待された場合などで、一流レストランではあまりやりません。
パンは焼き上げ直後から老化が始まります。
この老化には2つあり、デンプンの老化と水分の蒸発です。
※冷蔵庫内の温度(-5~10℃)というのは、デンプンの老化に適する温度なので、パンにとっては最悪な環境です。