コラーゲン

コラーゲンは皮膚や細胞間の結合組織、骨や歯のミネラル以外の主要構成成分でグリシン、プロリン、リジンなど約10種類のアミノ酸を含む膠原質です。
コラーゲンは皮膚の張りや弾力を保つのに必要な水分を保持する能力を高める働きを担っています。

皮膚は老化してくると新陳代謝が不活発になり、ついには色素が沈着してシミとなってしまいます。
小ジワは皮膚の弾力が減少してできるもので、皮膚の水分の減少が主な原因と言われています。

コラーゲンには肌のみずみずしさを保ち、細胞の結合組織に弾力を与えてシミや小ジワを改善する作用があることが知られています。
コラーゲンの成分は90%以上がタンパク質で脂質は1%以下です。

コラーゲンは動物の骨、軟骨、皮、腱に含まれる繊維状のタンパク質で哺乳動物の全蛋白質の約30%を占めています。
皮膚の表皮の下にある厚い真皮の約90%がコラーゲンです。

コラーゲンを取り出すには骨、皮などを水、塩酸やアルカリ有機溶媒などで抽出し、可溶物質を取り除き、コラーゲンを不溶物として残す方法などで製造されています。

コラーゲンの効果効能

  • 化粧品素材としてクリームやローションに配合され、皮膚の湿潤効果があり、肌に張りを与えます。
  • 高純度のタンパク質やアミノ酸が含有されているので、栄養食品として利用されます。
  • 骨が発育するとともに骨のコラーゲンにリン酸カルシウムが沈着するので、骨の発育には欠かせない成分です。


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