食材食品ネット
クランベリー
スポンサーリンク
英名 | cranberry |
科名 | ツツジ科 |
別名 | つるこけもも(和名) |
原産地 | 北米、ヨーロッパ |
クランベリーは花びらが鶴(クラン)に似ている事から命名されました。
古くはネイティブアメリカンが野生種を傷の治療などに使用していました。
また、数百年に渡り、航海中の壊血病予防にも使用されていました。
近年では、クランベリージュースのもつ尿路感染症に対する薬効が注目されています。
クランベリーに含まれるプロアントシアニジンは、尿路感染菌(大腸菌など)の尿路上皮への接着を阻害し、慢性化した場合に見られる菌のバイオフィルム(菌が多糖を出してくっつきあった状態)の生成を抑制します。
また、クランベリーのキナ酸が体内の肝臓で安息香酸になり、その後グリシンと抱合して馬尿酸に代謝され、尿細管から排泄されることにより尿を酸性化させます。
尿路感染に関わる菌の多くは、至適pHが中性から弱アルカリ性のため、尿が酸性化することにより菌の増殖が抑えられます。
クランベリー 1カップ 50カロリー