クランベリー

英名cranberry
科名ツツジ科
別名つるこけもも(和名)
原産地北米、ヨーロッパ

クランベリーは花びらが鶴(クラン)に似ている事から命名されました。
古くはネイティブアメリカンが野生種を傷の治療などに使用していました。
また、数百年に渡り、航海中の壊血病予防にも使用されていました。
近年では、クランベリージュースのもつ尿路感染症に対する薬効が注目されています。

期待されるクランベリーの効果効能

  • 抗炎症作用
  • 尿路感染症改善
  • 抗菌作用(歯周病菌やピロリ菌)
  • 抗がん作用
  • 抗動脈硬化作用

画像の説明



クランベリーの作用、効果効能

クランベリーに含まれるプロアントシアニジンは、尿路感染菌(大腸菌など)の尿路上皮への接着を阻害し、慢性化した場合に見られる菌のバイオフィルム(菌が多糖を出してくっつきあった状態)の生成を抑制します。

また、クランベリーのキナ酸が体内の肝臓で安息香酸になり、その後グリシンと抱合して馬尿酸に代謝され、尿細管から排泄されることにより尿を酸性化させます。
尿路感染に関わる菌の多くは、至適pHが中性から弱アルカリ性のため、尿が酸性化することにより菌の増殖が抑えられます。

クランベリーの有効成分・栄養素

  • クランベリーに含まれる有効成分は、プロアントシア二ジン・アントシアニンなどのポリフェノール、有機酸などのキナ酸、ビタミン食物繊維です。
    プロアントシア二ジンは他の植物に含まれるタイプと異なるクランベリー特有のAタイプです。

クランベリーの摂取量

  • クランベリーエキスパウダーとして800mg(プロアントシア二ジン換算で8mg)/日、ジュースとして100%換算で90~160ml/H

その他クランベリーの特記事項

  • 国内では泌尿器患者向けに果汁含有量の高いジュースが販売されており、アンケート調査でも改善効果の実感という回答が多くあります。

クランベリーのカロリー

クランベリー 1カップ 50カロリー

クランベリーのレシピ動画まとめ



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