カリフラワー

カリフラワーの原産地は地中海の東部です。
野生のキャベツの一つをイタリア、フランス南部などで改良して生まれました。

カリフラワー


カリフラワーの栄養効果効能

栄養的にはビタミンB1、B2、C、タンパク質、鉄を含み、とりわけビタミンCに富みます。

また、茹でてもビタミンCの損失が少ないという長所も持っています。

カリフラワー(花序)の栄養・カロリー・食品成分(可食部100g当たり)

カロリー・エネルギー27Kcal
113KJ
水分90.8g
タンパク質3.0g
脂質0.1g
炭水化物5.2g
灰分0.9g
ナトリウム8mg
カリウム410mg
カルシウム24mg
リン68mg
0.6mg
ビタミンAカロテン18μg
レチノール当量3μg
ビタミンB10.06mg
ビタミンB20.11mg
ナイアシン0.7mg
ビタミンC81mg
食物繊維総量2.9

カリフラワー


カリフラワーの種類・品種

近年は濃い紫色のパープルカリフラワーも見かけますが、紫色は生の間だけで、茹でると色はほとんどなくなり、薄緑色程度になります。

また、つぼみが黄色で形も特異なさんごしょう、別名ロマネスコという品種もあります。
いずれも味は、白いカリフラワーと変わりません。

パープルカリフラワー

パープルカリフラワー

ロマネスコ

ロマネスコ

つぼみの形が、つぶれたような球形か扇形で茎の短いものは早生で、つぼみの層が厚く、腰高でよく締まっているものは晩生の品種です。

カリフラワーの食べ方・利用法

生のままサラダに使うこともありますが、ほとんどは茹でてサラダや、裏ごししてスープに用います。
また、グラタンや、バターで炒めて付け合わせに利用します。

茹で上げたらバターを絡ませ、みじん切りの茹で卵の黄身とパセリ、バターで炒めたカリカリのパン粉をふったポロネーズも有名です。

カリフラワーを茹でるときは、たっぷりの熱湯に少量の塩、白く上げるなら酢、小麦粉を加えて沸騰させ、丸ごとなら茎の切り口に十字の切れ目を入れ、切り口を下にして入れます。

酢、小麦粉は色を白く上げ、小麦粉は沸点を上げて早く茹る効果もあります。
歯ざわりのよさが身上なので、茹ですぎないように注意しましょう。

カリフラワーレシピ

カリフラワーサラダ

カリフラワーの変わり揚げ

カリフラワーの選び方

白いほど良質で、黄色みを帯びていたり紫色の花が点在するものは、収穫が遅れたり、手入れの悪いものです。

球が締まって下葉を食い込ませているくらいのものが美味しい。
葉つきのものを。

カリフラワー

カリフラワーの旬

冬から初春。
冷涼地が栽培に向くため、時期ごとに産地を移して周年供給されています。

カリフラワーの産地

愛知、静岡、千葉、長野、群馬など。


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