ほうれん草

英名Spinach
科名ヒユ科アカザ亜科
別名
原産地中央アジアから西アジア

ほうれん草は、西アジア・ペルシャが原産といわれ、それがシルクロード・中国を経ていくうちに品種が分化し、葉がギザギザの東洋種が生まれました。

日本へは16世紀の中頃、中国から東洋種が長崎にもたらされました。
西洋種の方は、19世紀後半に導入されて、昭和初期から栽培を行うようになり、現在は西洋種や病気に強い西洋種と東洋種の交配種が主流となっています。

ほうれん草の栄養

緑黄色野菜の王様と言われるほどβ-カロテンが多く含まれ、他にカルシウム・鉄分・食物繊維が多く含まれています。

ほうれん草と他の野菜栄養比較(100g中)

ほうれん草にんじんブロッコリートマト
カロテン (mg)52007300720390
ビタミンB2 (mg)0.230.050.270.03
ビタミンC (mg)65616020
カルシウム (mg)55394918
鉄 (mg)3.70.81.90.3
食物繊維 (g)3.51.01.10.4

ほうれん草の選び方・見分け方

  • 葉がピンとしているものほどビタミンCが多い。
  • 緑色が濃いほどカロテンが多く含まれている。
  • 根がみずみずしいもの。
  • 茎が太いものは育ちすぎで、アクが強い。

ほうれん草


ほうれん草のカロリー

  • 20kcal(100g)
  • 54kcal (1束・270g)

ほうれん草レシピ動画まとめ

ほうれん草の白和え

ほうれん草のおひたし

ほうれん草の種類・特徴・使い方

西洋種

葉が丸く、肉厚でアクが強い。
根の色が緑色。
炒め物に向いている。

東洋種

葉がギザギザで薄く、甘みが強い。
暑さに弱く、収穫量も少ない。
おひたし向き。

最近は両種の長所を取り入れた混合種が多い。品種は多数ある。


ほうれん草の保存方法

葉の表面から水分がどんどん蒸発するので保存の際、乾燥は禁物。

  1. まず、根元を水に濡らす。
  2. あまり水を切らないようにして、ビニール袋やラップ、湿らせた新聞紙で包む。
  3. 冷蔵庫の野菜室に、根を下にして立たせた状態で保存する。

野菜保存のワンポイント

野菜を冷蔵庫に保存する際、できるだけ自然に生えていた状態に近い形で保全するのが望ましい。

また、野菜に含まれるビタミンCは、水分とともに蒸発し、時間とともに少なくなっていくので、野菜室でできるだけ乾燥させないように保存する。

ほうれん草の関連ページ/通販情報