旬の野菜の保管

食材、なかでも野菜類は毎日使う量だけ購入するのが理想的ですが、共働きや単身家庭では、1週間あるいは2週間に1度買い出しをするという方も少なくないようです。

今回は、野菜の保管方法等についてご紹介します。

旬の野菜

旬の野菜は、栄養、味覚、そして安価と三拍子揃っています。

大量に購入し保管しておきたいのが人情ですが、保管の仕方によっては、味が損なわれたり、廃棄したりで、逆に高価になってしまいます。

ほうれん草や小松菜、セロリなどの葉物野菜は、基本的には保って1週間、夏期はもっと短くなります。

少量の水を入れた縦長のビニール袋に野菜を入れ、冷蔵庫内では立てて保管します。

パセリは、旬の時期のおすすめ野菜です。
きれいに洗い、1回使う量ごとにラップやビニール袋で包装し冷凍庫に入れます。

使用するときはラップの上から手で揉むと、きれいなみじん切りのパセリになります。

もう一つのおすすめはトマトです。
冬期の値段と異なり、夏場は本当に安価になります。

1箱購入して全てボイルします。
ボイルの時間は、トマトの薄皮が剥がれそうになるまでです。
1つ1つラップやビニール袋に入れ、冷凍庫で保管します。

使うときは、少し深めの容器に入れ、冷凍庫から出しておくと、自然解凍でトマトソースの液体になります。
もちろん、電子レンジ解凍でもOKです。

トマトは不思議な野菜で、ビタミンCは損なわれますが、ボイルすると栄養効果が高くなります。

野菜や肉・魚の煮物にトマトソースとして使うと良いでしょう。
ほどよい酸味が抜群です。



根菜の保管

サツマイモやジャガイモなどの根菜は、基本的には冷蔵庫内での保管はタブーです。
新聞紙等で包み、風通しの良い暗所で保管します。

しかし可能ならば、購入してきた日に、料理の目的に応じた大きさにカットし、「蒸す」か「湯がく」をし、1回で使う量ごとに冷凍庫で保管しておきたいものです。
いも特有のホクホク感が保たれます。

肉厚に切っていない場合は、電子レンジの「あたため」機能を重ねて2回行うことでホクホクのサツマイモやジャガイモが出来上がります。



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