鶏卵の効果的な食べ方・調理法

鶏卵は動脈硬化や脂質異常症(高脂血症)でお医者さんから控えるよう指示されていない方なら、1日1個は食べたい食材です。

以前は生で飲むのがいいように考えられていましたが、じつは生の卵白には小腸での消化を阻害する成分があるため、過熱するほうが吸収率はずっと高くなります。

鶏卵

熱を加えさえすれば、消化効率違いはなくなりますが、胃にとどまる時間は半熟が一番短く、胃がもたれがちな方などは固ゆでを避けるのが賢い取り方です。
不足するビタミンC緑黄色野菜などで補いましょう。

殻を割って加熱するだけの卵料理は、一見簡単そうに見えて、じつはとても奥が深いものです。

近年は卵料理やオムレツの専門店も増えていますが、完璧なでき上がりはプロの料理人でもなかなか難しいといいます。

そんな単純で奥深い卵メニューを、私たちがそれなりに美味しく仕上げるには、何より卵の鮮度をいいものを選ぶのが一番です。
加えて、栄養価を一層高めるための工夫を欠かさないことです。

おすすめメニューは「ほうれん草とマッシュルームのベイクドエッグ」です。
ほうれん草とマッシュルームを軽く炒め、皿に盛った上から生卵を落とします。
塩・コショウと粉チーズを振り、10分ほど蒸したら完成です。

ほうれん草のビタミンとマッシュルームの食物繊維が、卵の栄養をより完璧にしてくれる一品です。

卵の殻の表面がザラザラしているもの、重量感があるものが良品です。
店頭には普通卵のほか、有精卵やヨード分を強化した卵、地面での放し飼いで育てた鶏が産んだ地卵などがあります。


 

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