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鶏手羽肉
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手羽肉は鶏の腕から羽先までの部分をさし、羽先のほうを手羽先、付け根のほうを手羽元と呼んでいます。
一見すると肉も少なく、地味な食べ物ように思えますが、これがなかなかの健康食材です。
軟骨や骨の周辺ということもあり豊富なゼラチン質の結合組織には、血管や皮膚を丈夫にするコラーゲンがたっぷり含まれているうえ、ビタミンAも多いことがわかっています。
手羽肉の良さを活かすには、じっくり煮込むことです。
味にコクが出ますし、コラーゲンなどの有効成分は時間をかけて煮ないと溶け出さないからです。
コラーゲンは、細胞と細胞をつなぐ役割を果たすタンパク質の一種です。
肌の張りはもちろん、血管を柔軟にし、近年ではガンの予防にも効果があるとされています。
値段も比較的安いので、食卓に取り入れていただきたい食材の一つです。
タンパク質・・・17.4g
ビタミンB2・・・0.09mg
ビタミンK・・・45μg
ビタミンB6・・・0.30mg
カルシウム・・・20mg
タンパク質の一種であるコラーゲンを豊富に含む鶏手羽ですが、単独ではあまり効果が期待できないので、じゃがいもや人参など、ビタミンCを含む食材と合わせるのが原則です。
また、ビタミンB2は水溶性なので、煮物にして、煮汁も一緒に食べると良いでしょう。
手羽からダシが出て、うま味も強くなっています。
カルシウムの吸収を高めるには、酢をプラスすると効果的です。
おすすめは、体に良いコラーゲンを、たっぷり取れる「手羽肉のシイタケ煮」です。
シイタケには食物繊維が豊富で、手羽に含まれる必須アミノ酸のメチオニンともども体内の汚れを一掃してくれます。
怖い生活習慣病を予防してくれます。
ぶつ切りにした手羽肉を、もどした干しシイタケと一緒に炒め、酒・醤油・ショウガ・砂糖で1時間ほど煮込みます。汁気が足りなければ、酒やスープストックを注ぎ、焦げ付かないように注意していればOKです。
鶏肉のタンパク質に豊富なメチオニンは、体内では合成できない必須アミノ酸の一つです。
コレステロールを排除して肝機能を高める働きがあります。
身が締まっていて厚みがあり、毛穴の周囲が盛り上がっているもの。
肌がクリーム色のものを選ぶ。
保存する場合は、ペーパータオルで水気をふき取り、ペーパータオルで包む。
さらに空気が入らないようにラップでぴっちり包んでパーシャル室で保存(保存期間は1週間)。
手羽先のタンパク質、にんじんに含まれるβ-カロテンやビタミンCの相乗効果により、動脈硬化予防が期待できます。
また、美肌効果にも役立ちます。
おすすめレシピ:手羽先と根菜の照り煮
じゃがいものビタミンCは、手羽先のカルシウムの吸収を助ける作用があります。
これにより骨粗しょう症の予防や丈夫な歯を維持する働きが期待できます。
おすすめレシピ:手羽先とじゃがいものお酢煮