豚レバー

豊富な鉄とビタミン群で、貧血と疲労を回避する

  • 薬効:肝機能強化 疲労回復 眼精疲労緩和 貧血予防 皮膚病・アレルギー予防 

肉の部位では馴染みが薄いレバーですが、鉄の含有量は食材の中でもトップクラスです。

鉄は貧血予防に働くだけでなく、不足すると疲労が溜まるため、貴重な栄養素です。
含有量が多い分、食べる量も抑えることができ、摂取カロリーのコントロールにも役立ちます。

また、ビタミンAは粘膜や皮膚を健康に保ち、免疫力の強化にも働くと言われています。

豚レバー

レバーと言えば、レバニラ炒めが有名ですが、これは水溶性である鉄の損失を防ぐためにも有効です。
さらにニラのビタミンCの吸収率を高める作用があるので、理にかなった料理です。

豚レバーの注目成分

タンパク質ビタミンAB2B12

豚レバーの主な栄養成分(可食部100gあたり)



豚レバーの選び方・保存方法

赤身が強く、ツヤや弾力がある。
全体の色が白濁していないものを選ぶ。

保存する際は、塩水でもみ洗いし、30分ほど水に浸けて血抜きをし(途中2回水をかえる)、ペーパータオルで水気をしっかり拭いたらペーパータオルで包む。
さらに空気が入らないようにラップでぴっちり包んでパーシャル室で保存(保存期間は1週間)。

豚レバーの栄養素を効果的に引き出す調理法

血抜きして臭みをとり炒めて鉄の損失を防ぐ

鉄やビタミンが豊富な豚レバー。
鉄は水溶性なので、茹でたり煮たりするより、炒める料理が有効です。

ポイントは新鮮なものを選ぶことです。
鮮度がよければ水にさらさず、そのまま調理して問題ありません。

下処理をしたレバーは鉄などの栄養素が低くなりますが、臭みが気になる場合は、血抜きすれば解消されます。

人気のレバニラ炒めは、味だけでなく、栄養面でもおススメの料理です。



豚レバーの健康美容効果倍増の食べ合わせ

豚レバー+ひじき

レバーのビタミンB2と、ひじきのカルシウムの働きにより、丈夫な骨の維持が期待できます。

また、ストレス緩和にも役立つとされています。

おすすめレシピ:レバーとひじきの炒め物

豚レバー+ニラ

ニラのビタミンCは、レバーの鉄の吸収率を高める作用があります。
これにより鉄欠乏性貧血の予防や、肌のくすみを予防する働きが期待できます。

おすすめレシピ:ニラレバ炒め

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