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玄米
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稲のいちばん外側の、もみがらだけを取り除いたのが玄米です。
精白米と違って胚芽やぬかの層がついているので栄養的に非常にすぐれています。
白米は水に浸しておくと数日で腐ってしまいますが、玄米は発芽しはじめます。
白米を「死に米」というのに対して玄米を「生き米」というのは、玄米に発芽能力があるからです。
白米を主食にしはじめた江戸時代は、かっけが大流行し、「江戸わずらい」とも呼ばれていました。
これは米のぬか層に含まれるビタミンB1が、白米にすることでほとんど失われるからです。
ぬか層や胚芽部を残す玄米の栄養成分には、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミンB1、B2、C、E、ニコチン酸、パントテン酸、リン、食物繊維、各種ミネラルや酵素類などが豊富に含まれています。
白米と比較すると、食物繊維とビタミンB1は4倍強、ビタミンB2は2倍、鉄は2倍強となっています。
白米に比べると、玄米は約3倍の繊維質を含んでいます。
玄米は消化されにくいといわれるのはこの繊維質のせいです。
繊維質は、胃で消化されないまま腸に達し、水分を吸収して便の量を増やす働きがあります。
このため、腸の運動を活発にし、便通を促します。
食物繊維は、単に便秘を解消してくれるだけでなく、腸の中の有害物質を排泄するのに役立つため、ガンや生活習慣病の予防効果が期待できます。
新陳代謝も活性化するの美容にも効果的です。
頑固な慢性便秘には、熱い玄米がゆが効果的です。
水に浸してやわらかくしたアズキを一緒に加えると、緩下効果がさらに増します。
ただし量をたっぷり摂る必要があります。
玄米の胚芽部分には、白米にはない多量のビタミンEが含まれています。
またぬかになる部分には、リノール酸も含まれていて、血行をよくし、動脈硬化を防ぎ老化防止に役立つ働きがあります。
玄米に含まれる油には、自律神経機能の安定をはかるオリザノールという物質があるため、自律神経失調症やノイローゼの予防にも有効とされています。
また、弱った性腺機能を高める働きがあるので、若さを保つのに効果があるともいわれています。
玄米に含まれるセレニウムという微量のミネラルは、白髪を防ぎ、髪を黒々と保つ作用があるといわれています。
胚芽部分には豊富なビタミンB1(白米の5倍)が含まれるため、脚気の症状の改善や予防ができます。
肉類より消化時間の長いデンプン類は、それだけ腹持ちがよく、エネルギー源としてムダがありません。
ことに玄米は、白米に比べ、カロリーは等量ですが、ビタミンB群、カルシウム、リン、鉄などが豊富なため、デンプンから有効なエネルギーを引き出すのに役立ちます。
従って、スタミナ増強や持久力の向上に玄米食は効力を発揮します。
栄養豊かな玄米飯を常食するうちに、内臓の働きが高まり、体質改善にも効果が現われます。
また、玄米飯は、よく噛まなければならないので、食べ過ぎになりにくく、肥満防止に役立ちます。