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抹茶
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海外で美容と健康に役立つスーパーフードとして人気を集めている日本の緑茶。
直射日光を避けて育てたお茶の新芽を蒸し、揉まずに乾燥させてできた碾茶(てんちゃ)を石臼でひいたのが抹茶です。
緑茶が健康に良いというのはよく言われることですが、様々な体に良い成分が含まれています。
ポリフェノールの一種、カテキンは緑茶の渋みのもととなる成分です。
善玉コレステロールを減らさずに悪玉コレステロールを減らす働き、脂肪の吸収を穏やかにする働きがあります。
また、カテキンには抗菌作用もあり、O157 やインフルエンザの予防にも効果が期待されます。
抗酸化作用による活性酸素の消去や、細胞の突然変異を抑える作用もあります。
カテキンの一種EGCG(エピガロカテキンガレート)は各種がんに対する有効性が研究されています。
緑茶を多く飲む日本人には心臓脳血管系や呼吸器系疾患での死亡率低下を示唆するエビデンスが示されています。
胃への刺激が強い場合があるので注意を。
テアニンは緑茶の特有のアミノ酸で、うま味成分です。
リラックス効果や神経細胞保護の役割があります。
抹茶をたてると泡がたちますが、これはサポニンの働きです。
サポニンは血圧低下や抗菌、抗ウイルス作用がある成分です。
そのほか、ビタミンC、ビタミンB2、葉酸、β-カロテン、ビタミンEなどのビタミン類、ミネラル類、虫歯を防ぐフッ素、消臭効果のあるクロロフィル、ギャバなども含まれています。
カフェインも含まれているので夜の摂取は睡眠障害に要注意です。
煎茶にも健康効果はありますが、抹茶は葉そのものを飲むので、緑茶の栄養素を丸ごと取り入れることができます。