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ヴァレリアン
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ヴァレリアンは、悪臭ともいえるほど、クセがある香りを持つハーブです。
ピンクの小さな花をたくさんつける植物で、ハーブとしては秋から冬にかけて収穫した根や根茎を乾燥させて使います。
学名(Valeriana)は、「よくなる」とか、「健康に良い」「健全なもの」という意味です。
この名が示すとおりその薬効は昔から知られており、種類は異なるものの、世界各地で広く使われてきました。
日本でもカノコソウ(吉草根)と呼ばれ、古くから薬草として使われてきました。
ヴァレリアンはハーブティーとして飲まれますが、そのクセのある香りがイヤという人は、カプセルやチンキにすれば飲みやすくなるでしょう。
ヨーロッパでは、安全でマイルドな鎮静作用のあるハーブとして使われてきましたが、近年では、心身をリラックスさせ、深い眠りにつくために飲まれることが多いようです。
ストレスの多い現代社会に適応したハーブの一つと言えるでしょう。
鎮静作用を持つハーブの中では最も効果が高いといわれており、嫌なことを忘れてぐっすり眠りたいときなどにヴァレリアンを活用すると良いでしょう。
また、不安対策にも使われる「セントジョーンズワート」とブレンドしてよく飲まれます。
ほかに鎮痙作用もあるので、ストレスからくる胃腸けいれん、筋肉のコリやけいれん、頭痛などの神経性の諸症状には、ヴァレリアンのもつ鎮痙作用と鎮静作用が有効に働きます。
特に生理痛に悩んでいる方にはお勧めなハーブです。
チンキやハーブティーを飲むと痛みが軽減されます。
小さじ1~2杯程度のハーブに対し、カップ1杯の熱湯を注ぎ、そのまま蓋をして10分くらい置き、漉してから飲む。