ミントの栄養、効能効果-ミントティー、薬効成分

ミント

ミントはなじみ深いハーブの一つで、ペパーミント、スペアミントや日本原産のハッカなどがあります。

一般的にペパーミントは、スーパーでも入手しやすく、調理に使いやすい食材です。
ペパーミントは地中海沿岸が原産の多年草です。

日当たりのよい所はもちろん、日陰でも十分育つミントは、繁殖力が非常に高い植物です。
現在では世界中に自生し、栽培もされています。

ペパーミント

料理、デザートやドリンクなどでお馴染みのミントですが、体の熱を冷まし、気の滞りを解消して、気持ちをリフレッシュする効果が高いハーブです。

薬膳での効能は、汗を発散させ、上半身の熱を冷ますことが特徴で、熱風邪のひき始めに使うと良いでしょう。
風邪による頭痛、目の充血や喉、鼻水、鼻づまりの改善に効果的です。

首や肩が熱い時、ストレスで気が滞っている時には気を巡らせてリフレッシュすることができます。

ミントのすっとした香りはメントールの成分によるものです。
このメントールは皮慮掻痒症への痒み止めの効果も実証されています。

薬膳による効能もこのメントールの成分が働きかけた結果で、芳香成分が
有効です。
防腐、抗炎、鎮痙の他、咳を鎮めたり、胆汁の分泌を促す作用があるので、食欲を増進させる力があります。

煎じてハーブティーやシロップにしたり、デザートやドリンクの彩り、香り付けに利用します。
外用では精油を使用したシップ、入浴剤としても利用されています。

生の葉を使ってモロッコ風ミントティーにするのもおススメです。
鍋に300mlの水、緑茶小さじ1、好みの量の砂糖を入れて緑茶を淹れましょう。

ポットにミントの葉を好みの量を入れ、鍋で淹れた緑茶を注ぎ、葉を蒸らします。
香りが立ったら、ミントの葉を入れたカップに注ぎます。

モロッコ風ミントティー