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ヘンププロテイン
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ヘンプは中央アジア原産のアサ科の植物です。
実は食用となり、油を搾ることもでき、茎からは丈夫な繊維(麻)が取れるため、世界各地で繊維の利用や食用のために栽培されてきました。
日本では大麻や大麻草と呼ばれます。
大麻と聞くと「大麻取締法」に関わる危険な植物と思いますが、ヘンプはエコでヘルシーな植物として注目されています。
日本でも紀元前から栽培されてきたヘンプは、様々な用途に使われてきましたが、第二次世界大戦後「大麻取締法」によって栽培が許可制になりました。
大麻には花、葉、果実に薬効成分があり、摂取すると陶酔感などの向精神作用があります。
現在、繊維や食用とされるヘンプは、この陶酔成分が生成されないように改良されたものです。
利用価値の高いヘンプは成長が早く、成長の際に大量の二酸化炭素を消費するため、近年エコな植物として見直されています。
また、その実の栄養価の高さはまさにスーパーフード。
ヘンプの実、ヘンプシードには、タンパク質が32%含まれ、必須アミノ酸のすべてを含んでいます。
エデスチンという吸収率の高いタンパク質であることも特徴です。
脂肪分も47%と多く含まれていて、オメガ3のα-リノレン酸とオメガ6のリノール酸とγ-リノレン酸がバランスよく含まれています。
γ-リノレン酸は強力な抗炎症作用を持ちます。
また、鉄、銅、マグネシウム、亜鉛などのミネラル、ビタミンE、食物繊維も豊富に含まれています。
材料(1人分)
作り方
ヘンプの実を低温圧搾し、オイルカットして残った固形物から作るヘンププロテインパウダーは、タンパク質が50%も含まれているので、タンパク質の補給におススメです。
プロテインの中ではマグネシウムが豊富なことが特徴です。
大豆やホエイ(ミルク)アレルギーの人には、代替プロテインとしてライスプロテインと並んでおススメです。
オメガ3とオメガ6をバランスよく含むヘンプシードオイルも人気のオイルです。
飲み物やシリアル、ヨーグルト、料理に混ぜる。
クッキーやパン作りに。