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ビーツ/テーブルビート
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ビートとは、ヒユ科の植物で、別名ビーツ、テーブルビート、ガーデンビート、レッドビート、ビートルート、火焔菜、ウズマキダイコンなどとも呼ばれている根菜です。
ビートは砂糖をとる「てんさい」に対して、根を食用に改良した品種を指し、葉を食用とするスイスチャードと同種です。
ロシア料理のボルシチに使われ、根は濃赤紫色のものが多いですが、黄色や紅白の模様の品種もあります。
若い葉は少しえぐみがありますが、ほうれん草に似て食用にできます。
根には土臭さのある甘みと特有の食感があり、真っ赤な色を楽しむことができます。
ビートは飲む輸血と言われており、カリウム、葉酸、食物繊維が豊富で、機能性成分も多く含まれています。
ビートの赤い色素はベタシアニンで強い抗酸化作用があり、アミノ酸の一種のベタインは高脂血症や肝機能の改善に効果があります。
また、ビートオリゴ糖を含み、ビフィズス菌の増殖を促進します。
せん切りや薄切りにして水にさらし、サラダやツマに使うことができます。
マヨネーズとあえるとピンク色になります。
直径7~8㎝くらいの丸いもので、表面にでこぼこや傷のないものを選びます。
保存は乾燥しないように新聞紙でくるみ、冷蔵庫で保存すると2ヵ月程度保存できます。
旬は6~7月と、11~12月。