パプリカ

  • 薬効作用:がん予防 抗酸化作用 生活習慣病予防 美肌など。  

中南米原産のパプリカはナス科トウガラシ属で、とうがらし、ピーマンの仲間です。

パプリカは、赤、オレンジ、黄、緑、紫、白、茶、黒と8種類あり、ビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラスです。

パプリカは肉厚で柔らかく甘みがあるのが特徴なので、生食も可能です。

パプリカ



パプリカの注目成分

パプリカの主な栄養成分(可食部100gあたり)

ビタミンC・・・170mg
カリウム・・・210mg
カルシウム・・・7mg
葉酸・・・68μg
ビタミンA(レチノール当量)・・・88μg
・・・0.4mg
食物繊維・・・1.6g

赤と黄色のパプリカ

パプリカの栄養素と効能効果

栄養成分的にはピーマンとほぼ同じですが、緑色のピーマンと比べ、パプリカは果肉が厚いため、加熱してもビタミンCが壊れにくいという特徴を持っています。
ビタミンCは、骨や皮膚などのコラーゲンを丈夫にするのに必要な栄養素です。

さらに赤色のパプリカには、ファイトケミカルの一つ、カプサンチンが含まれます。
とうがらし同様、強い抗酸化作用を持ち、免疫力を高めて、がん予防などの生活習慣病の予防効果に期待されています。

また、カプサンチンβ-カロテンとの抗酸化作用の相乗効果で、メラニン代謝や脂肪代謝を促進することから、美肌効果やアンチエイジングにも効果があるのではと期待されています。

脂肪分を含んだ食品と一緒にとると、カプサンチンの吸収が高まります。


パプリカの効果的な食べ方

生野菜より加熱調理をして、脂肪分と一緒にとると吸収力アップ

パプリカソース(パプリカ+トマト+玉ねぎ=抗酸化力アップ)

【作り方】2~3人分
1.種と皮をとったパプリカ(1個)、種と皮をとったトマト(1/2個)、にんにく(1片)、オリーブオイル(大さじ2)酒(大さじ2)をミキサーにかけて、小鍋に移して弱火で煮て、塩で味を調える。

※冷蔵で保存可能(2~3日以内)

パプリカの選び方・保存方法

パプリカは、全体の色が均一に濃く、表面にツヤやハリのあるものを選びます。
ヘタの部分は緑色が鮮やかなものが良いとされ、切り口が茶色ぽっく変色しているものは避けた方が良いでしょう。

保存する場合は、冷やしすぎると鮮度が落ちるので、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れます。

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