免疫力を高める健康
食べ物・栄養食品
効果効能ナビ
パセリ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
地中海沿岸地方の原産で、ヨーロッパでは古くから栽培されていました。古代ギリシャ、ローマ時代にもにも香辛料として使われていたようです。
現在では世界中で栽培されています。
葉が縮れたパセリをカールリーフと呼び、平らなものをフラットリーフと呼びます。
パセリの花言葉は「勝利」で古代ギリシャでは競技の優勝者をパセリの王冠で称えました。
パセリというと、料理のつけあわせという印象があり、つい食べずに残してしまうことが多いものです。
あの独特の強い香りと苦味がいやだという人もいるようです。
しかし、パセリは栄養価が高く効能も多い、優秀なハーブなので残すのはもったいないことです。
なにしろビタミンCは、100g中200mgと、野菜・くだものの中でもトップです。
しかも、カロチンもニンジンとトップを争うだけの量を含んでいます。
さらに特筆に値するのは、鉄分含有量の多いことです。
100g中9.3mgと、野菜の中でこれもトップです。鉄分が多いといわれる小松菜の3倍以上あります。
カルシウムも豊富ですし、ビタミンB1、B2を含む栄養価の高い野菜です。
貧血ぎみの人は、鉄分の豊富なパセリを毎日食べるようにすると良いでしょう。
生で食べるのがいちばんですが、リンゴ、オレンジなどをベースにして、パセリを適量混ぜたジュースも良いでしょう。香りが気になりませんし、量も十分とることができます。
パセリの香りはピネンやアピオールという製油成分によるものです。
古代ローマ人は、パセリには食中毒を予防する働きがあると考えていました。
料理の付け合せに用いるのも、そういう効果があるからでしょう。
肉料理のあとに食べると、口の中をスッキリさせてくれますし、食後ガムのように1茎かむと、口臭を消してくれます。
パセリの若葉150gと氷砂糖100gを、ホワイトリカー1リットルに漬けて2ヵ月ほど置くと、香りのいいパセリ酒ができます。
これを毎日飲めば、貧血に効くだけでなく、疲労回復や食欲増進に効果があります。
虫刺されには、生葉をすりつぶしてよくすりこむと、かゆみ、痛みをやわらげます。
また、パセリを煮てふきんでこした液は、肌の脂肪分を除きますので、ローションやヘアーリンスとして使うことができます。
葉の部分を魚、肉料理の付け合わせやドレッシングに。
卵料理やスープに。
ポトフやスープに使われる、香草類を数種類糸で束ねたブーケガル二の材料のひとつ。
イワシは体を温め、血液をキレイにし、抗酸化作用も期待できます。
パセリを合わせることにより、相乗効果で冷え性の対策に効果的です。
さらにニンニクをプラスすることで魚の臭みを消しつつ、体を温めるため、イワシとパセリの効果もより高まります。
イワシの香草焼きでは、パセリを利用すると良いでしょう。