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ココア
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ココアに含まれるポリフェノールという成分は「抗酸化物質」で、活性酸素が体内に生じるのを抑える働きがあります。
代表的な「抗酸化物質」としてビタミンEが挙げられますが、ココアに含まれるポリフェノールにはビタミンEと同等のすぐれた効果があります。
テオブロミンはココアにしか含まれていない成分です。
この成分は、中枢神経を刺激し、末梢神経の活力を高め、ストレスを防ぐ作用があります。
ココアを含み、気持ちを落ちつけることで、ストレスからくる胃潰瘍を予防することができます。
又、テオブロミンは毛細血管を広げる作用がありますので、血流をよくし血圧を安定させ、結果として生活習慣病の予防になります。
ココアには食物繊維のリグニンを含んでいます。
これは腸内に長くとどまり、腸内の老廃物の排泄を助け、腸内環境を良くします。
その結果、心臓病や高血圧の予防にも効果を現します。
動脈硬化を防ぐ善玉コレステロールを高める作用がありますので、脳血栓の予防にもなります。
ココアの学名は、テオブロマカカオといいます。
テオブロマとはギリシャ語で「神々の食べ物」という意味です。
ココアは紀元前から中南米の王国で王様の健康秘薬として飲まれて来ました。
充分に煮立てると薬効が引き出されます。
朝食時に飲むと、ココアの成分が体の末端の神経を目覚めさせ、一日の活力を与えてくれます。
体内で石のできやすい人は、あまり多飲しない方が良いでしょう。
摂取する量は1日4杯までが限度、又砂糖の量にも注意しましょう。