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クランプバーク
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クランプバーク(西洋肝木)は、初夏から夏にかけて白い花をつける低木の落葉樹で、秋になると美しく紅葉します。
日本には大正時代に持ち込まれ、栽培されています。
秋になるとクランベリーによく似た赤い実をつけます。
実はビタミンCやビタミンKが豊富なので風邪、咳の治療として、またヘルシーな果実としても食べられています。
ハーブとしては初夏に収穫した樹皮を乾燥して用います。
cramp(けいれん)という名の通り、筋肉の緊張やけいれんを軽減し、リラックスさせるハーブです。
そのためヨーロッパでは、多くの女性が悩む生理痛によく使われるハーブです。
しかし残念ながら、まだまだ日本ではあまり知られていません。
PMS(月経前症候群)のような女性ホルモンのバランスが乱れて起こる生理痛にはチェストツリーなどのホルモンバランスを整えるハーブがよく使われていますが、女性ホルモンに関係なく起こるけいれん性の生理痛にはクランプバークが有用です。
飲むときはハーブティーやチンキを使います。
生理痛にはマリーゴールド、ラズベリーリーフ、レディースマントルなどとブレンドして使うのも良いでしょう。
生理痛以外にもこむら返りや消化管のけいれん、胆石の痛みなどのけいれんにも使われます。
クランプバークの鎮痙、リラックス効果は色々なことに応用でき、ストレスからくる高血圧や胃炎、胃潰瘍、心理的な問題から下痢や便秘が起こる過敏性腸症候群、肩こり、腰痛などの筋肉の緊張にも効果があります。
忙しくて緊張が続く時には、リラックスするためにクランプバークハーブティーを使ってみて下さい。
バームやパッションフラワーとブレンドしたハーブティーがお勧めです。
小さじ1杯程度のハーブに対し、カップ1杯の水を入れ、10分程度煎じ、漉してから飲む。
妊娠中の使用は避けましょう。