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カルダモン
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カルダモンはマレーシア、インド、スリランカ、ヒマラヤなどが原産で、スパイスの歴史の中でも古くから利用されてきました。
多年草で、実の部分を採取し、日干し、または加熱して乾燥させたものを使います。
「香りの王様」ともいわれるカルダモンは、インドやスリランカのカレーのスパイスの一つで、すっとした香りで胃腸の調子を整え、消化液の分泌を促し、消化を促進します。
また、脳の老化防止に効果的です。
カレーのスパイスが有名ですが、お菓子作りにも使われます。
薬膳としての効能は、体の余分な水分の調整をしてお腹の張りをなくし、胃もたれの改善や吐き気の緩和など、胃腸に良いとされています。
心身が疲れ切って食欲がない時や、消化が悪い時に利用することで、体を温め、胃を健康に整えます。
ただし、妊娠中の摂取はなるべく控えた方が良いでしょう。
北インドでは、アルツハイマー型認知症の患者数が極端に少ないという統計が出ていますが、これは食生活に起因しているという説があります。
インドではカレーが主食で、体を温めて脳の血流をよくすると言われているウコンやクミンなどのスパイスをふんだんに使っており、脳の血液の循環量を健康に保っているとみられています。
さらにカルダモンの効能は、一過性ではなく、持続的に脳の血流量を増やすとされ、認知症予防に期待できるスパイスです。
種を利用する時は、潰すと香りがより強くなります。
粉末状のものは、香りは弱くなりますが、手軽に使えて便利です。
お菓子作りや、カレーなどのミックススパイスに利用すると良いでしょう。
カルダモンの種は割ると香りが強くなります。
コーヒー豆を挽き、カルダモンの種を割るか、外皮を取り、種をドリップする時に混ぜる、またはそのままコーヒー豆と一緒にミルで挽いてドリップしても良いでしょう。
エスニックな味わいのコーヒーになります。