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カムカム
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あまり聞きなれない名前ですがカムカムは南米の熱帯雨林原産の植物で、アマゾン川流域に生える、フトモモ科の常緑低木です。
その実であるカムカムベリーは植物の中で最もビタミンCの含有率が高いと言われ、レモンの30~100倍、アセロラの2倍含まれているとされています。
ポリフェノールも豊富で赤ワインの10倍を超える量が含まれています。
その他、カルシウム、リン、カリウム、鉄などのミネラル、セリン、バリン、ロイシンなどのアミノ酸も豊富に含まれています。
重量のおよそ3%をビタミンCが占め、エラグ酸などの多種類のポリフェノールと相まって体内の酸化ストレスを軽減します。
ビタミンCは美白のみならず、粘膜の強化による風邪予防や抗ストレスが期待できます。
アマゾン川流域の先住民は、肌荒れ防止、風邪の予防、便秘の改善などに効果があるとして、野生のカムカムの実を古くから大事に利用してきました。
収穫したカムカムベリーを乾燥させて、一年中、薬として用いていたそうです。
ビタミンCは体内でコラーゲンを生成するのに必要であり、非常に強力な抗酸化物質であり、皮膚や粘膜、血管を丈夫に保ったり、ウイルス感染の予防などに役立っています。
不足すると壊血病になることもあります。
壊血病にならない程度の不足でも、ビタミンCの欠乏は老化を進行させることが分かっています。
一日に必要な量は100mgです。
ビタミンCの補給に最適なカムカムベリーですが、果実そのものは輸出されていないため(産地のペルーでは保護政策として実の輸出が禁じられている)果皮と種を取り除いた果汁や果汁を加工したパウダーなどとして利用します。
味は強い酸味が特徴です。
カムカムベリーパウダーのビタミンCは熱に弱いので、パウダーも熱を加えずに利用すると
ビタミンCが効率よく取れます。
材料(1人分)
作り方