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アマランサス
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アマランスは南米、ペルー原産のヒユ科の植物です。
紀元前5000年ごろから栽培されていたとされ、インカ帝国の時代まで、インゲン豆、トウモロコシと並ぶ重要な食材でした。
種皮がやわらかく、脱穀しなくても丸ごと食べる事ができます。
日本には江戸時代に観賞用として伝わり、東北地方では小規模ながら赤粟として栽培されていたと言います。
現在、日本でも秋田や青森の山間地で栽培されていますが、量は多くありません。
アマランサスは、スーパーグレイン(驚異の穀物)と呼ばれるほど栄養価が高く、キヌアと並んで、健康と美容に意識の高い人に人気があります。
直径1㎜と、とても小さな粒にタンパク質やミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
アマランサスには、白米の2倍のタンパク質が含まれています。
必須アミノ酸がバランスよく含まれているのも特徴で、中でもリジンは白米や小麦には含まれていない不足しやすいアミノ酸が含まれています。
タンパク質の利用を円滑にし、育毛アミノ酸としても注目されています。
アミノ酸バランスがいいタンパク質が豊富なので、アスリートや成長期の子どもの肉体をつくり上げるのに、最適な栄養素を供給します。
ミネラルも豊富で、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄はキヌアより多く、鉄はほうれん草の4.7倍も含まれています。
カリウムも多く含まれています。
さらにビタミン類も各種含まれていて、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB2、パントテン酸、ビタミンB6、葉酸、ナイアシンなどが含まれています。
ミネラル、ビタミンB群のバランスがよく、あらゆる面で玄米を上回っています。
アレルギーを起こすことが少ないので、グルテンアレルギーが心配な人や食物アレルギーの対応食としても用いられています。
また、クセがないので、ご飯に混ぜて炊いたり、スープに入れたり、煮物に入れたり、様々な料理に使えます。
水を加えて加熱すると粘りが出る性質もあるので、あんかけに利用でき、たらこのようなプチプチ感が楽しめます。
玄米に混ぜて炊く。
スープに入れる。
パンやクッキーの生地に練り込む。
材料(2人分)
作り方