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アサイー
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アメリカでもスーパーフードの代表の一つとされるアサイー。
近年、ヘルシーな朝ごはん、デザートとして人気なのが「アサイーボール」です。
ハワイで人気の食べ物ということで日本に紹介されたため、ハワイの食べ物、と思っている人が多いかもしれませんが、アサイーは元々はブラジルの食べ物です。
アサイーは、赤道直下のアマゾン流域で育つヤシ科の植物で、水辺に育ち20~30mになります。
ほうきのように広がって垂れ下がった房に、たくさんの黒紫色の実をつけます。
アサイーの実は1㎝程の種に薄く果肉がついていて、1粒あたりの可食部はわずか5%です。
過酷な気象条件、強力な紫外線の下で育つため、アサイーは生命力が非常に強く、強い抗酸化物質を豊富に含んでいます。
アマゾン流域に暮らす人々は、栄養価の高いアサイーを日常的に食べて厳しい環境を生き抜いてきました。
アサイーで注目される成分は、まず、色からもわかるように、抗酸化作用のあるアントシアニンなどのポリフェノールです。
アサイーのポリフェノールはブルーベリーの約18倍もあります。
また、アサイーは、含まれるアミノ酸のバランスが良いのも特徴です。
ビタミンB1、B2、B6、B12とビタミン群を含んでいるので疲労回復効果も期待できます。
カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、銅といったミネラルも豊富です。
オメガ3、6、9の脂肪酸も含まれています。
食物繊維はごぼうの約3倍もあるので、整腸作用も期待できます。
アサイーはアントシアニンなどの抗酸化物質や鉄が豊富なので、成長期の子供、運動選手、閉経前の女性などに、抗酸化と鉄補給が一緒にできるのでおススメです。
アサイーの実は劣化が早いので、収穫してすぐに食べなければならず、かつてはアマゾン流域だけで食されてきました。
それが、保存技術や流通技術の進歩により、冷凍ピューレやフリーズドライといった形で世界中で食べられるようになりました。
アサイーはくせがなく、甘みや酸味もほとんどないので、様々なフルーツと組み合わせて美味しく食べられます。
アマゾンではピューレ状にしてキャッサバというものから作るフレークを混ぜて食事として食べるのがポピュラーだそうです。