蕨(わらび)

  • 薬効:整腸作用、免疫力強化
  • コバノイシカグマ科ワラビ属 シダ植物
  • 分布:日本各地に分布
  • 生育場所:日当たりのよい草地や林縁、山林火災の跡地
  • 採取時期:3中旬~5月

蕨、わらび

さわらびの萌え出ずる春、という歌が万葉集にあります。
葉が展開する前の早春に新芽が童(わらべ)の手のようだと、古人は「わらび」と呼んだとも言われています。

日本人の感性は草花の名をつける時にも、その細やかな観察力と想像性が豊かだと感じます。

わらびの根茎から取れるデンプンはわらび粉として利用されます。
昔は食料の他、糊としても広く用いられ、特に和傘やちょうちんの骨に和紙を貼るのになくてはならないものでした。

わらびの栄養成分



わらびの料理レシピ

わらびの卵とじ



蕨のあく抜きの仕方

重曹を使って

藁灰を使って

  1. ワラビは水洗いし、根元の硬い所を離しておく。
  2. 大きなボウルにワラビを入れ、全体が隠れるくらいのワラ灰を上から振りかける。
  3. ボウルいっぱいになるよう、熱湯を入れ、すぐにラップ、ホイルで密閉。
    1~2時間そのまま置く。
  4. 一度、封をあけ、1本噛んであくの抜け具合を確認し、抜けていれば、流水で2時間さらす。

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