ゴーヤ(苦瓜・にがうり・ツルレイシ)

  • 薬効:食欲増進

ゴーヤ(苦瓜/にがうり)はインド、バングラデシュなど熱帯アジアで広く自生しており、東インドを中心とした地帯が原産地とみられています。

日本へは16世紀ごろに中国から渡来したと考えられており、沖縄へは15世紀中ごろ、中国から入り栽培されています。

高温性の野菜で、沖縄や南九州で栽培されていましたが、NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」でゴーヤーチャンプルーなど沖縄の食文化が紹介され全国に普及、栽培も広がりました。

ゴーヤ(苦瓜/にがうり)は、強い苦みが嫌われることもありますが、ワタを取り除くことで緩和できます。
縦半分に切って、スプーンで中心の種とワタをかき出してから調理すると良いでしょう。

ゴーヤ(苦瓜・にがうり・ツルレイシ)の栄養効能効果

エコカーテンでお馴染みになったゴーヤ、暑い季節に元気に育つ野菜は、夏バテ防止に大きな効果があります。

沖縄の夏野菜でビタミンCたっぷりです。
果実には血糖値効果作用があるとされています。

多くの野菜のビタミンCは加熱すると壊れやすいですが、ゴーヤ(苦瓜/にがうり)のビタミンCは加熱しても壊れにくい特徴があり、疲労回復や美肌作用が期待できます。

ただし、水にさらすと流れ出てしまうため、切った後は水にさらさないようにしましょう。

ゴーヤ(苦瓜/にがうり)の独特の苦みであるククルビタシン、モモルデシンは、消化液の分泌を促進して食欲増進効果が期待できます。

苦瓜

ゴーヤ(苦瓜/にがうり)の注目成分

ゴーヤ(苦瓜/にがうり)の主な栄養成分(可食部100gあたり)

ゴーヤーチャンプル



ゴーヤ(苦瓜/にがうり)の選び方

全体の色が濃い緑色でずっしりと重い。
ハリ・ツヤがあり、イボがかたい。
細かく密集していて傷がなく、潰れていないものを選ぶ。

ゴーヤ(苦瓜/にがうり)の食べ方

ゴーヤーチャンプルーだけでなく、炒め物やてんぷら、和え物と多様です。
果実は割れるまで熟すと、苦みが消え甘みがでます。
赤くなった実のまわりのワタの料理もあります。

ゴーヤ(苦瓜/にがうり)の栄養素を効果的に引き出す料理調理法

炒めて栄養の流出を防ぐ!ほかの食材とチャンプルー

ゴーヤは免疫力を高めるビタミンCが豊富です。
ゴーヤのビタミンCは、ほかの食材のものと比べて損失しにくいので、炒めてもOKです。

苦味をとるために茹でることがありますが、栄養の流出を防ぐためには避けたほうがいいでしょう。

ゴーヤ(苦瓜/にがうり)の健康美容効果倍増の食べ合わせ

苦瓜+豚ロース肉

苦瓜に含まれるビタミンCや豚ロース肉に含まれるタンパク質は免疫力を高める働きが期待できます。
これらの相乗効果で免疫力強化が期待できます。

おすすめレシピ:豚肉ゴーヤチャンプルー

ゴーヤ+ウナギ

ゴーヤのビタミンCには抗酸化作用があり、免疫作用を支えるウナギのビタミンAと合わせることで免疫力がアップします。

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