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たけのこ
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孟宗竹(モウソウチク)の芽を食用にするタケノコは、世界でも日本と中国だけというオリエンタルな食材です。
独特のその味わいは、アミノ酸の一種であるチロシンによるものです。
タケノコは、カロリーが低く、タンパク質を多く含むのでダイエットにも良いでしょう。
日本食材の中でも、代表格の一つであり、ぜひともいろいろな調理法で食べていただきたい食材です。
タケノコに含まれるチロシンは、必須アミノ酸ではないものの、神経の伝達に関わる物質をつくったり、代謝をコントロールする甲状腺ホルモンの原料になる大切な物質で、健康な心と体には、欠かすことができません。
タケノコを栄養面から見た場合、ビタミンB2やカルシウムを含んでいますが、その量はいずれも取りたてて多いわけではありません。
そんな中で、特筆すべきは食物繊維の多い点で、量的にはゴボウや大根などの根菜に次ぐ高レベルです。
食物繊維は、それ自体腸内で消化吸収されず、便の量を増やして便通を良くする働きがあり、腸内の老廃物や発ガン物質、動脈硬化の原因になるコレステロールなどの有害物質を吸着し、体外へ排出させることで、広く生活習慣病の予防に効果を発揮します。
また、タケノコにはミネラルのカリウムが多く、こちらは体の過剰な塩分を尿と一緒に出してくれますので、高血圧の予防にも有効です。
先端の色が黄色っぽいもの。
皮は淡黄色でツヤがある。
全体がずんぐりとしていて重みのあるもの。
根元に赤いブツブツがなく、切り口は白くて瑞々しくて変色していない物を選ぶ。
腸内環境の改善に働く食物繊維やカリウムが豊富なたけのこですが、消化されにくいのが難点です。
和食の食材として重宝され、特に柔らかく消化しやすい状態になる煮物が定番です。
煮汁も一緒に食べられるので、流出したカリウムも摂取できます。
下地処理は皮を2枚ほどむいて先端を切り落とし、下茹でするのが基本です。
鮮度が大切な食材ですので、購入したらすぐに下処理をしましょう。
たけのことこんにゃくの食物繊維を合わせることで、腸内環境をより整えられます。
老廃物の排泄により、便秘解消や肌荒れ防止にも期待できます。
おすすめレシピ:たけのことこんにゃくのいり煮
たけのこに含まれるカリウムや、ぶりに含まれるDHA、EPAは、血圧を下げる働きがあります。
これにより高血圧予防やむくみの解消が期待できます。
おすすめレシピ:たけのことぶりのみそ煮