木耳(きくらげ)の栄養、効能効果

キクラゲ

広葉樹の枯れ木に群生していて半円形、耳の形をしているので、木耳(きくらげ)と書きます。

キクラゲは中国料理には不可欠で、国産物もありますが、多くは中国や台湾からの輸入品が占めています。

普通品は黒褐色で黒キクラゲと呼ばれ、中国では純白の白キクラゲが不老長寿の薬とされています。

キクラゲの乾燥品の栄養素は糖質が主で、カリウムビタミンB1、B2が豊富に含まれていますが、1回の食事に使う量が少ないので、実際の栄養摂取量もわずかとなります。

しかし、ビタミンDは驚くほど多く含まれており、1,2個食べれば1日の所要量を超えるくらいです。



きくらげの食べ方

乾燥品は、水かぬるま湯でやわらかくもどし、石づきをとって使います。
そのまま和え物に使う場合はさらに熱湯をかけると良いでしょう。
もどすと乾燥品の10倍ぐらいになるので、もどし過ぎないように注意が必要です。

もどし汁は、干ししいたけなどと違い、あまりうまみが溶け出していないので捨てても良いでしょう。

黒キクラゲは、黒褐色で大きく肉厚なものを選ぶと良いでしょう。
乾燥品の保存は、湿気に注意すれば常温で保存できます。



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