ゆず

  • 薬効:冷え症 動脈硬化 リウマチ ひび・あかぎれ  

ゆずには、青ゆず黄ゆずがあり、これは品質の差ではなく、収穫時期によるものです。

8~9月の未成熟のものが青ゆずで、晩秋になって色ずいたものを黄ゆずと呼びます。

ゆずは食べるというよりも、その独特の香りと風味を楽しむものです。
デリケートな和食の風味を演出する引き立て役として、ゆずの利用価値は決して小さくありません。

もっとも一般的なのが、皮を薄くそいで汁物に浮かべ、吸口にするものです。

また、おろし金でおろして、みそとあわせて作るゆずみそにも、捨てがたい味があります。

中をくり抜いた皮に酢の物などを詰めた「柚釜」という風流な料理や、皮に合わせみそを詰めて蒸した、保存食の「みそゆべし」など、昔からさまざまに使われてきました。

ゆずの旬は晩秋です。この時期にとれたものがいちばん果汁が豊富です。
ただし、出荷量がぐんと増えて買いやすくなるのは、12月になってからです。

この時期は、食用の高級なゆずと、冬至湯に使う形の悪いものが同時に売られます。

良いゆずは、皮がごつごつしていて艶があり、傷のないものです。
多少形がいびつであっても味には大差はありませんが、皮に傷がついていたり、しわがよっているものは避けましょう。



ゆずの栄養素と効能効果

果肉は酸味が強いため、生食には適していません。
栄養価は、果肉より果皮のほうが比較にならないほど高く、とくにビタミンCの含有量は柑橘類の中ではトップクラスです。

また、ビタミンB1、B2、鉄分、カリウムカルシウムなども含まれています。

冬至の日のゆず湯は、邪気をはらい、無病息災を祈る庶民の行事ですが、あながち迷信ともいえません。

というのは、ゆずには体を温める温熱作用があり、冷え性やリュウマチに効果があるからです。

輪切りにしたゆずを浴槽に浮かべると、単に香りを楽しめるだけでなく、ゆずの皮にある精油分がお湯に溶け出して、体を芯から温めてくれます。
風呂から上がっても湯冷めしにくく、いつまでもぽかぽかと温かく感じるのが特徴です。

また、肌あれをなおおし、肌をなめらかに美しくする働きもあります。
体の冷えや肌あれで悩んでいる人は、ゆずの安い季節はぜひゆず湯を試してみると良いでしょう。

ひび、あかぎれなどがひどかったら、果汁を直接塗るのも良いでしょう。精油分が傷を癒すと共に血行を促進してくれます。

ゆずとかぶを焼いてアルコールに浸したものを水で薄めると、手ごろな化粧水が出来上がります。
これを使うと、肌がしっとりとなります。

また、ゆずと砂糖をホワイトリカーに3ヶ月ほど漬けたゆず酒は、1日に杯1~2杯飲むと、動脈硬化や貧血の予防に効き目があるといわれます。



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