そばの効果的な食べ方

そばをいただくときには、そば湯も必ず一緒に飲むようにすると良いでしょう。
というのも、高血圧を防ぎ、生活習慣病に備える働きのある成分のルチンは、水溶性のため、ゆでる段階で多くが鍋の中へと溶け出してしまうからです。

ざるそば

そばの種類も重要で、ルチンはそばの外側の殻に近い部分に多く含まれるので、できればこの部分も入れてひいた、黒っぽい麺を選ぶほうがルチンを効果的にとるのには良いでしょう。

消化の良さもそばの魅力ですが、体質によってアレルギーを起こす場合もあり、初めて食べる子供などには注意が必要です。

ゆでることで失われがちな、そばのルチンを逃がさず取るには、調理の方法にも一工夫することが大切です。

たとえば、そば粉をケーキやクッキーに混ぜるのも良いですし、粉をじかにお湯で練るそばがきにしていただくのも良いでしょう。

麺にして食べる場合は、薬味には必ずネギを使いましょう。
ネギに含まれる硫化アリルは、そばのビタミンB1の吸収を高め、エネルギー源である糖質の代謝を側面からサポートする働きがあります。

そばを使ったおすすめメニューは「そば寿司」です。
ノリ巻きのご飯の代わり、麺に打ったそばを巻くというもので、芯となる材料にはシソや卵焼き、アナゴなど高ビタミン、高タンパクの食材を選びます。
広げたノリの上に、ゆでて水を切ったそばをまっすぐにおいて、具材を巻けばでき上がりです。
そばつゆをつけていただきます。

市販のそばには、そば粉のほかにつなぎとして小麦粉や山芋などが使われています。
そば粉の配合が多いほど健康効果は高いので、購入の際はその部分をチェックしましょう。
できれば生麺にこだわりたいところです。


 

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