スイカの効果的な食べ方・利用法

スイカは冷やして食べると、食感がよくなるだけでなく、甘味も増します。
というのも、スイカの甘味は果糖が中心で、中心で果糖には冷やすとより甘くなる性質があるからです。

すいか

甘味を強く感じるため、塩をかけて食べる方がいると思いますが、スイカに多く含まれるせっかくのカリウムの塩分排出効果を相殺してしまうもったいない話です。
塩をどうしてもかけたい方は、あくまで少量にとどめることがスイカの健康効果を活かすコツです。

スイカの高い利尿作用を手軽に活かせる「スイカ糖」は、古くはむくみを取るために用いられたもので、煮つめて濃縮した成分のカリウムやシトルリンに、塩分の代謝、高血圧の予防が期待できます。

スイカ糖の作り方は、スイカの皮と種を取り、果汁を袋でしぼり取ります。
その汁を鍋で2~3時間、たえずかき混ぜながら煮詰め、水あめ状になったらでき上がりです。

しぼる過程が大変なら、小さく刻んだ果肉を煮て、やわらかくなったところでしぼっても良いでしょう。

消毒済みのビンに移し、冷蔵庫に保存したら、毎日小さじ1~2杯を食べるようにしましょう。
ジャムのようにパンに塗ったり、紅茶に入れるのも良いでしょう。

保存したスイカ糖は2~3ヶ月で使い切るようにしましょう。

スイカを選ぶ際は、全体がきれいな丸みをおび、皮の表面の縞模様がはっきりしているもの、さわると多少ザラザラしているものがおすすめです。
カットされたものの場合は、果肉の色が鮮やかなものを選ぶようにしましょう。

スイカは食べる以外にも、皮に近い白い部分で顔や手足をマッサージします。
この部分には皮膚を滑らかにする成分が含まれているので、肌の健康を守る天然パックの効果もあります。
レモンよりもやさしく、デリケートな肌の方にもおすすめです。


 

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