2013.02.24
カテゴリ:料理・調理
モロヘイヤの効果的な調理法と選び方
モロヘイヤは、ほうれん草と同じくシュウ酸によるアクがあるため、ゆでてから使うのが普通ですが、ゆですぎは、熱に弱いビタミンCを損なううえ、ぬめりも必要以上に強くなってしまうので、手早く加熱を終わらせるのがポイントです。
ぬめりに含まれる成分が体にいいので、包丁で細かく刻み成分を十分に出し切るようにします。
刻んだ葉を味噌汁に入れると、ナメコのようなぬめりを楽しむことができます。
モロヘイヤは、ゆでておひたしや和え物にするほか、煮物や生のままの天ぷらでもおいしくいただけます。
ヌルヌルしても、手がかゆくなったりしませんので、色々な料理に工夫して使うと良いでしょう。
簡単効果メニュー「モロヘイヤのスープ」
最初に、オリーブ油で玉ネギを炒め、鶏ひき肉を加え、スープストックを加え、弱火で20分ほど煮込みます。
別に炒めたニンニクのみじん切りと、千切りにしたモロヘイヤを加えてさっとにたら、塩・コショウで味を調えて出来上がりです。
油分の多いスープで煮る事で、豊富な脂溶性のビタミンAを効率よく取れる上、溶け出した水溶性の有効成分も逃がすこともありません。
エジプトの王たちも飲んだという、伝説の健康スープです。
モロヘイヤの選び方
葉の緑が濃く、ピンとしているもの、茎がかたく、手でポッキリと折れるものを選ぶと良いでしょう。
しおれやすい野菜であり、葉先が黄色く変色しているものは避けましょう。