モロヘイヤの効果的な調理法と選び方

モロヘイヤは、ほうれん草と同じくシュウ酸によるアクがあるため、ゆでてから使うのが普通ですが、ゆですぎは、熱に弱いビタミンCを損なううえ、ぬめりも必要以上に強くなってしまうので、手早く加熱を終わらせるのがポイントです。

ぬめりに含まれる成分が体にいいので、包丁で細かく刻み成分を十分に出し切るようにします。
刻んだ葉を味噌汁に入れると、ナメコのようなぬめりを楽しむことができます。

モロヘイヤは、ゆでておひたしや和え物にするほか、煮物や生のままの天ぷらでもおいしくいただけます。
ヌルヌルしても、手がかゆくなったりしませんので、色々な料理に工夫して使うと良いでしょう。

簡単効果メニュー「モロヘイヤのスープ」

最初に、オリーブ油で玉ネギを炒め、鶏ひき肉を加え、スープストックを加え、弱火で20分ほど煮込みます。
別に炒めたニンニクのみじん切りと、千切りにしたモロヘイヤを加えてさっとにたら、塩・コショウで味を調えて出来上がりです。

油分の多いスープで煮る事で、豊富な脂溶性のビタミンAを効率よく取れる上、溶け出した水溶性の有効成分も逃がすこともありません。
エジプトの王たちも飲んだという、伝説の健康スープです。

モロヘイヤの選び方

葉の緑が濃く、ピンとしているもの、茎がかたく、手でポッキリと折れるものを選ぶと良いでしょう。

しおれやすい野菜であり、葉先が黄色く変色しているものは避けましょう。

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