菊花(キクカ)

  • 薬効:血圧降下 解熱 

菊花は主に高熱・軽度の悪塞・頭痛・口渇などの風邪の症状を取り除く目的で用いられます。

食用菊

同じような風邪の症状を取り除く生薬に薄荷(はっか)、桑の葉、葛根(クズの根)などがあります。

菊の原産は中国大陸とされ、日本でも古来から栽培された多年草です。
食用菊は甘ギクとも呼ばれ香りの高い菊で、栽培品種としては「阿房宮(あぼうきゅう)」や「おもいのほか」などがあります。

日当たり、排水のよい所で栽培し、春に苗を植えると秋にたくさんの花を咲かせます。
10月頃に花を摘み取り、花弁だけを天日で乾燥させます。

甘菊花(白菊花)、杭州産の黄菊花(杭菊)、安徽省原産の白菊花が生薬として用いられています。

野菊の花としてはシマカンギクが知られ、熱をさまし、解毒の力が強く、化膿症には菊花単味、あるいは金銀花(スイカズラ)や蒲公英(タンポポ)を配合して用います。

菊花の味は甘苦で、アデニン、コリン、フラボン類などが含まれています。



菊花の効果効能

  1. 菊花は、動物実験によると明らかな降圧作用があり、アドレナリンに拮抗して末梢血管を拡張し、血管運動中枢を抑制するものと考えられ、高血圧症に用います。
  2. 消炎・利尿作用があります。
  3. 発熱・頭痛・目の充血などの風邪の症状があるとき、菊花と桑葉を同時に用います。
    ただし、咳のあるときは桑葉を用いて菊花は用いません。

菊花の利用法

  • 高血圧症には、乾燥した菊花に熱湯を注いでお茶として飲むか、決明子(けつめいし:エビス草)・夏枯草(かごそう:ウツボグサ)とともに水で煎じて服用します。
  • 乾燥した菊花は3~18gで、野菊花の新鮮花は30g程度を用います。


菊花の栄養、効能効果の関連ページ

1
菊花茶50g
レビュー(39)
1,000円
2
菊花ポリフェノール 60粒
レビュー(0)
2,979円
3