牛肉・ランプ

  • 薬効:滋養強壮 疲労回復 貧血予防

ランプ肉は、牛の尻の部分の肉で、ロースより脂肪が少なくヒレのようにやわらかい赤身肉です。

牛肉の中ではレバーに次いで鉄分の多い部位で、同じステーキにしてもランプのステーキはサーロイン(ロース)のステーキの1.5倍も鉄を多く含んでいます。
このように、貧血気味の方におすすめなのがランプ肉です。

ランプに多い鉄分を効率良くとるには、レモンや大根おろしなどを添えて、その吸収を高めることがポイントです。

レモンに含まれるクエン酸や大根に豊富な消化酵素は、胃腸の働きを助け、鉄分が体に入っていきやすいようにしてくれます。

牛肉の鉄分はヘム鉄といい、その吸収率は植物食品に含まれる非ヘム鉄より数倍高いものです。
赤血球の成分として、肺の酸素を体の隅々にへ運んでくれます。

牛ランプ肉の注目成分

タンパク質ビタミンB1(ヘム鉄)



牛ランプ肉の食べ方

やわらかいランプ肉は季節の野菜と共に串焼きにすると、肉料理に不足がちなビタミンが十分にとれるうえ、あぶり焼きにすることで余分な脂肪も落とすことができます。

さらに、魚介類なども加えれば、含まれるタウリンの力でコレステロールの害も幾分か減らすことができるでしょう。

ひと口大に切った肉とピーマン、トマト、ナス、シイタケ、エビやホタテ貝などを交互に串に刺し、グリルで焼けばOKです。
貧血予防に有効で、美味しくヘルシーなランプ肉の串焼きはおすすめです。



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