ホタテ貝の栄養、効能効果

  • 効能効果
    動脈硬化予防、高血圧予防、肝機能強化、味覚障害予防、眼精疲労緩和、美肌効果
帆立貝

ホタテ貝は、かなりの高タンパク食品で、このタンパク質の合成をサポートするビタミンB12も含まれています。

ホタテの独特のうま味はアミノ酸であるグルタミン酸をはじめ、コハク酸、イノシン酸などによるものです。

加えて、糖質や脂質の代謝を促すビタミンB1も多く、大変ヘルシーな食品といえます。

栄養面では、分や亜鉛などのミネラルを豊富に含むのも特徴の一つです。
亜鉛は味覚や臭覚の機能を正常に保ち、これが不足すると味覚障害を引き起こします。



もう一つ、ほたて貝で要注目なのはアミノ酸の一種、タウリンが大変多く含まれているという点です。
もともと魚介に多いタウリンのなかでも、ホタテ貝の含有量はトップクラスです。

解毒作用など、肝臓のさまざまな機能を強化してくれるタウリンは、ほかにも心臓の血管を丈夫にして、目の疲労回復に効果がある物質です。

タウリンには血中コレステロールを低下させる作用があるので、ダイエット中にもうれしい食品です。
ビタミンを多く含む野菜と一緒に食べると動脈硬化予防が期待できます。

ホタテは、疲れた体を内側から元気にしてくれる強い味方です。

ホタテ貝の注目成分

ホタテの主な栄養成分(可食部100gあたり)


ホタテ貝の選び方

貝が少し開いていて、触ると閉じる。
身は透明感と弾力がある。

ホタテ貝の旬

  • 11~2月

ホタテの栄養素を効果的に引き出す調理法

鮮度がいいものは刺身に!加熱の場合は煮る

甘みのある味で人気のホタテ貝。
うま味成分であるアミノ酸の合成をサポートするビタミンB12は、水溶性なので煮て、煮汁ごと食べるようにしましょう。

新鮮なものなら刺身にして食べても良いでしょう。

ホタテ貝の健康美容効果倍増の食べ合わせ

ホタテ+レモン

レモンのビタミンCは、ホタテ貝の亜鉛の吸収率を高める作用があります。
これにより、正常な味覚を維持する働きをするほかに、疲労回復の効果も期待できます。

ホタテの健康レシピ

ホタテと舞茸のバターレモン炒め

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