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カカオ
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チョコレートやココアの原料として知られるカカオですが、特有の成分が体にいいということで、近年注目を集めています。
カカオは中央アメリカから南アメリカにかけての熱帯地域原産の常緑樹で、4000年前から自生していたと言われます。
学名は「テオブロマ カカオ」です。
テオブロマとはメキシコ、アステカ族の神話に由来し、「神様の食べ物」という意味だそう。
かつては貴重な食べ物で、王族や貴族、お金持ちしか口にすることができませんでした。
カカオ豆はカカオポッドと呼ばれるラクビーボールのような形のカカオの果実に中にある種子です。
カカオポット一つの中に、パルプと呼ばれる白い果肉に包まれた20~40個のカカオ豆が入っています。
カカオポッドから取り出されたカカオ豆は、周囲のパルプごと、バナナの葉で包むなどして発酵させたあと、天日干しなどで水分6%以下に乾燥させます。
乾燥させたカカオ豆の外皮と胚芽を取り除いたものが、チョコレートやココアの原料になります。
スーパーフードとしては、この外皮と胚芽を取り除いたものを、細かく粉砕したカカオニブ、細かいパウダー状に粉砕し脂肪分をカットしたカカオパウダーなどが使われます。
カカオに含まれるカカオポリフェノールは抗酸化作用が強く、心臓病のリスク軽減、動脈硬化の予防のほか、脳機能の改善や脂肪の蓄積抑制などの効果があります。
また、抗菌作用もあるとされています。
最大の特徴は、ポリフェノールの一種、テオブロミンという特有成分で、血行をよくし、緊張を和らげる作用があるため、ストレスやイライラの解消にもおススメです。
テオブロミンには大脳を刺激して、集中力や記憶力、思考力をアップさせる働きもあります。
カフェインより穏やかですが、カフェイン同様の覚醒硬化もあるので、仕事や家事、勉強の合間に、口にするのに最適です。
中枢神経刺激作用があるので、摂取しすぎは不眠の原因になることもあるので注意しましょう。
また、カカオに含まれているマグネシウムとの相乗効果で血管拡張による降圧効果があります。
スムージー、ドリンク、デザートの材料に。
スムージーには相性のいいアサイーと混ぜても良いでしょう。